第１回ミステリーレストラン｜ikoi Chefs

森脇翔平 シェフ

北参道にある有名魚介イタリアン「ボガマリ・クチーナ・マリナーラ」で修行された後、欧米やアジア、南米を周りつつ、現地料理を学び、料理での表現の幅を広げました。
現在では、銀座にあるトリュフ料理専門店「AURUM +truffle」でシェフを務めつつ、原宿のカヌレ専門店「boB」の料理監修をしています。
コースのテーマは「多国籍料理と和食材」。当日は、アメリカ、メキシコ、ミャンマーなど世界各地の料理で食卓を彩りました。

フォアグラとマンゴースライダー

１st course

高級食材のフォアグラをシンプルに焼き目を付け香ばしさを引き出しました。 フォアグラの濃厚さに負けないテキサスBBQソースで味付けし、 旬のマンゴーの甘酸っぱさを組み合わせて、爽やかに食べやすく仕上げました。 ミニバンズで挟み、アメリカ発のバーガー「スライダー」のスタイルにまとめた一品です。

小海老と発酵茶葉のラペソー

２nd course

ラペソーはミャンマーの伝統的な食材の一つで、茶葉を発酵させた「食べるお茶」です。 ラペソーには乳酸菌を含まれており、腸活に有効とも言われています。 オレンジソースをかけ、小海老、ナッツ、トマト等としっかり混ぜることで、未体験の食感と味わいを楽しめる一品です。

蛸ラグー 赤ワイン煮込み パッケリ

３rd course

北海道産の立派な真蛸を仕入れました。 赤ワインで柔らかく煮込み、ラグーに仕上げました。 濃厚なソースに相性が良い大きなチューブ型のショートパスタ「パッケリ」と合わせました。 蛸とパッケリの食感のコントラストが特徴的な一品です。

大山鶏モレポブラーノ 皮付きヤングコーン

４th course

鳥取県の銘柄鶏「大山鶏」をメキシコ料理のチョコレート煮込み「モレポブラーノ」で仕上げました。 モレポブラーノはビターチョコレートと唐辛子などの数種類のスパイスを組み合わせた煮込み料理で、 メキシコ料理の最高傑作と呼ばれています。 16世紀の大航海時代にスペインより持ち込まれたことがきっかけで生まれた料理であり、 メキシコの歴史上も重要な料理です。 チョコレートのコクとスパイスの香りと共に、大山鶏のジューシーさを楽しめる一品です。

レモンとオリーブオイルのチーズケーキ

５th course

大人気の自家製NYチーズケーキをご用意しました。 レモンの爽やかな香りを利かせ、イタリア産でフレッシュな香りがとても強いオルシーニオリーブオイルをかけ、 甘いものが苦手な方も食べやすいように仕上げました。